
子供はお散歩や外遊びが大好きです。正直なところ、『お外ーお外ー!』とねだられて、面倒だな・・・と感じることも多々ありましたけど。
お散歩って子供に成長にとって、良い刺激がたくさんあるんだそうです。小学生になった時、幼少期からお散歩をしていた子は学習の理解がスムーズと言われているので、お散歩をさせない手はありません。歩くことの効果は、脳神経細胞の発達の観点からも多くの方が提唱されています。お散歩の大切さを知ってしまったら、子供をお散歩に連れ出したくてウズウズしちゃうはず。
そして、ここからが大切なこと。お散歩に行くとき、忘れてはいけないものがあります。
これを持っていかなければ、お散歩の効果は半減、いえ無くなってしまうのではないかと私は思います。
それはなにかというと
忍耐と会話
忍耐力:見守る、許す、待つ
基本、子供の歩く速度は恐ろしく遅いです。それに輪をかけて立ち止まって何やら観察が始まります。
雨上がりの水たまりを踏んで、服を汚してはしゃぎます。
疲れて歩けないと駄々をこねます。
発見した虫をいつまでも見ています。しかもお母さんが直視できないような虫。
親子の会話で脳に定着
日々変わる景色、道端の新芽が徐々に花を咲かせ、木々の緑は枯れ葉なりそして舞い落ちます。一つ一つの出来事を視覚で記憶し手に取って感触を確かめ、匂いで季節を感じます。
長女が2歳を過ぎてボキャブラリーが増えてきた頃、「春の匂いがする」「蜘蛛の巣に虫が捕まってる」「地面の間から草が生えてる」何気ない風景でも娘にとっては新鮮で、娘の言葉にこっちがほっこりすることもたくさんありました。看板を見てお店の名前を言うのも文字の勉強じゃなくて遊びです。
今では子供たちも大きくなってしまって、私と一緒に歩くことなんてありません。可愛くよちよち歩きだったあの頃を思い出し、もう戻れないあの可愛らしく天使のようだった子供たちとまた歩きたいと思ったりします。そう、可愛らしい天使だった・・・・(遠い目)
【教訓】
・お散歩は楽しく優雅にのんびりと
・外の世界は全てが教材
・お散歩はお金がかからない教育といわれるが、実際は10円を拾うこともあったりなかったり