
きょうだいは仲が良いほうがいいです。
学校が夏休みになって、親が『早く学校が始まってほしい』と思う理由ナンバー1は、ずばり【子供達が毎日ケンカしてうるさいから】(ソースは小紫ブリジットの井戸端会議)。
同じ土俵の上にいるからケンカをする
年の離れたきょうだいはあまりケンカをしません。一緒に遊ぶことも少ないし、張り合うにはちょっとレベルが違います。これが2~3歳くらいの差だと、それはそれは毎日がパラダイスもといバトルです。
では、きょうだい関係が変わってくるケンカの仲裁パターンを載せてみます。
パターン別にきょうだいの心情を想像してみる
《パターンA》
弟『わ~ん、わ~ん、お母さ~ん、お姉ちゃんがいじめた!』
姉『ちがうよ、弟がじゃましてきたんだよ!』
親『あ~、もう。お姉ちゃんなんだから、面倒みてあげなさいよ。』
これはもう、泣けば親は味方してくれると悟るパターン。姉は、コイツのせいで叱られた・・・と、弟を恨むことに。
《パターンB》
弟『わ~ん、わ~ん、お母さ~ん、お姉ちゃんがいじめた!』
親『お姉ちゃんがいじめるわけないでしょ。ちゃんとお姉ちゃんの言うこと聞きなさい。』
弟『はーい。。。。』
姉『お姉ちゃん宿題終わったら一緒にゲームしてあげるからね。』
お姉ちゃんの言うことは神よ!神!と弟に刷り込みます。姉は責任重大ですが、弟が自分を慕ってくれると嬉しくてついつい可愛がってしまう罠。
孟子の長幼の序
『長幼の序』という言葉をどこかで聞いたことがあるかもしれません。私は確か高校時代に漢文で習った遠い遠い記憶です。改めてウィキペディアで調べてみると年少者は年長者を敬い従うことを意味するそうです。孟子が言ったこの『長幼の序』という言葉は「勝文公」という彼の著作の中に出てくる言葉ですが、実は詳しい解説はないと言うことも分かりました。しかし、孟子は儒教の創始者である孔子の影響を受けて勉強をしてきた人ですので、孔子の考えが色濃く影響しているというのは明らかです。
『論語』(孔子と弟子たちの言行をまとめたもの)の中に、孝悌について述べられた一節があり、親(=孝)や兄姉(=悌)といった年長者に対する崇敬の必要性が説かれているそうです(ネット調べ)。
実際に『論語』を読んでみようかと本屋さん行ってページをめくってみましたが、解説がついているにも関わらず難しすぎて私には無理とあきらめました。
【教訓】
・兄姉はすごいと弟妹に教えるべし。
・弟妹の教育係を兄姉に任せるべし。
・悪いことまで教えるから、気を付けるべし。